神奈川SR経営労務センター
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 2000年<冬 号> CONTENTS一覧へ戻る
掲載内容
  99年建設業労働災害防止対策等総合実態調査 ヒヤリ・ハット体験者は約8割
 
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 建設業における安全衛生管理活動の状況を明らかにするため、昨年11月に労働省が行った「建設業労働災害防止対策等総合実態調査」によると、工事現場で働く労働者の77.2%が作業中に「ヒセリ・ハット体験(自分の身に危うく労働災害がふりかかるような「ひやり」としたり、「はっ」とした体験)」をしているそうです。
工事現場での安全衛生管理体制及び安全衛生活動の状況

協議組織の状況
 元請事業者と下請事業者が労働災害防止等について協議する組織を「設置している」工事現場は93.1%となっており、そのうち、協議組織の規約を「作成している」工事現場は88.5%となっている。  協議する具体的な内答(複数回答)については、「月間または週間の工程計画」、「建設現場の安全衛生管理の基本方針、目標、基本的な労働災害防止計画」等が9割を超えている一方で、「警報の統一」、「事故現場等の標識の統一」、「避難等の訓練の実施方法の統一」等は2〜3割程度にとどまっている。

作業場の巡視の実施状況
 作業場の巡視(安全パトロール)を「実施している」工事現場は99.5%となっており、そのうち、巡視中に不安全状態や不安全行動を発見した場合に、その場での改善を「行っている」工事現場は99.3%となっている。  また、元請の「工事施工責任者」が「毎日」巡視している工事現場は79.4%となっている。
  事業所(店社)での安全衛生活動の状況

工事現場に対する安全衛生活動の状況
 店社として工事現場の巡視(安全パトロール)をしている事業所は79.7%となっており、パトロールの主な参加者についてみると、「店社安全衛生管理者」が44.2%で最も高くなっている。
 

労働者の安全に関する意識等について

 労働者が工事現場での作業中に「ヒヤリ・ハット体験」をしたことのある割合は77.2%であった(下表参照)。
 これを職種別にみると、土木作業者が最も高く79.3%。
 また、その体験を他の労働者に知らせる機会があったとする労働者は「ヒヤリ・ハット」体験者のうち93.5%で、その機会としては「朝礼など現場のミーティング中に話し合いをした」のが66.8%と最も高く、次いで「個人的に他の労働者に知らせた」が47.4%となっている。

 ヒヤリ・ハット体験の有無別労働者割合(%)

  労働者計 体験あり 体験なし
合 計
100.0
77.2
22.8
 (性)      
男性
100.0
77.6
22.4
女性
100.0
52.1
47.9
 (職種)
 
 
 
建設作業者
100.0
78.2
21.8
土木作業者
100.0
79.3
20.7
建設機械オペレーター
100.0
77.9
22.1
軽作業者
100.0
64.9
35.1
その他
100.0
75.1
24.9

 

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